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【初心者向け】四季報を味方につけて株式投資で稼ぐ方法③【中長期投資】

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世間ではよく「株式投資で稼ぐ=ギャンブル」なんて思われるケースが多々あります。しかし、企業を応援する中長期投資は、豊かな社会を築くために欠かせないものとなっています。そこで今回は、四季報から会社の財務状況を把握して株式投資で稼ぐ方法について解説していきます。

 

 

これまでのおさらい

最初の記事はこんな内容でした

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最初に書いた【初心者向け】四季報を味方につけて株式投資で稼ぐ方法①【中長期投資】という記事では、 中長期投資を行う際にとても重要となる「各銘柄の基礎情報」を四季報から読み取る方法について書かせていただきました。主な内容を簡単にまとめるとこんな感じになります。

 

自己資本比率が40%以上

◎有利子負債より自己資本の方が大きい

◎有利子負債が利益剰余金の4倍未満

◎高シェア事業がある

 

この4つの条件は、初心者が株式投資で稼ぐ際にとても重要なポイントとなってくるので、詳しい説明については下記のリンクを参照してください。また、繰り返し読んで完全マスターすることで、成功への第一歩を踏み出すきっかけとなります。

 

www.tempotablog.work

 

2回目の記事も簡単にまとめてみました 

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前回の記事では、初心者が株式投資で稼ぐために必要となる「四季報から会社の業績推移などを把握する方法」について紹介してきました。また、主な記事の内容はこんな感じです。

 

◎純利益より経常利益の方が大きい

◎業績の変動が安定している

◎継続的に配当金が支払われている

◎2期連続の大幅減益や赤字続きがない

 

これらの条件も、中長期投資で安定的な利益を上げるためにはかなり重要なポイントとなってきます。なので、第1回目の記事と一緒に何度も読み返すと、習得スピードも格段にアップするのでおすすめです。あと、前回の記事に関する詳しい内容については、下記のリンクを参照してください。

 

www.tempotablog.work

 

緩やかで安定した収益を上げ続けている

まずは「1株利益」の基礎知識を身に付けよう

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僕の経験上、中長期投資に向いている銘柄には「緩やかで安定した収益を上げ続けている」といった共通点があります。また、その特徴を見つける場合には「1株利益」の推移を見ることが一番効率が良くて手っ取り早いです。

 

1株利益とは、会社の成長度合いを判断する時に活用される指標のひとつで、「EPS」と呼ばれることもあります。また、購入した銘柄の株価の目安を決める場面でも使われたりしますが、正直言って目標株価の精度はそんなに高くないので、あくまでも「成長度合い」を見極める判断材料のひとつとして活用してください。

 

 「緩やかで安定した収益」ってどんな感じ?

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「緩やかで安定した収益」といっても表現がかなり抽象的なので、どんな感じなのか見当がつかないと思います。そんな時は、視覚的にその特徴を捉えてマニュアル化してしまうことが一番良いです。

 

上記の画像は、伝動用ベルトの草分け的存在であるニッタという会社の業績推移ですが、過去5年間で1株利益が16%ほど上昇しています。これを簡単に年換算すると、年3%ほどのペースを保っているということになります。個人的には、この上昇ペースがかなりおすすめです。なので、「年2~3%または5%前後で推移している=緩やかで安定した収益」と覚えておきましょう。

 

株価の動きも一目瞭然!

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中長期的にみると、株価の変動は業績推移に連動しやすいといった特徴があります。例えば、先ほど紹介したニッタという会社は業績の推移が非常に緩やかで落ち着いているため、株価の変動率もかなりのんびりした動きをしています。

 

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一方で、プロスペクトという会社の業績推移は、ニッタと正反対のものとなっており、とても不安定で営業利益が4期連続で赤字というかなり危険な状態となっていることが一目で分かります。そこで、プロスペクトのチャートを見てみると…

 

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株価の変動率が凄まじいことになっています。特に2014年の終わり頃には、2ヶ月ほどで株価が3倍近く上昇しており、数ヵ月後には上昇前の株価に戻っています。こういう銘柄は小さな利益を積み重ねていく短期売買には適していますが、初心者が中長期での株式投資で稼ぐためには不向きなので、なるべく手を出さないようにしましょう。

 

ROEが10%以上

ROEってなに?

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四季報から各企業の財務状況を把握するためには、「ROEのいろは」について知っておくこともかなり重要なポイントとなってきます。ROEとは、会社にどれくらいの稼ぐ力があるのかを判断する際に使われる指標のことで、ドラゴンボールで例えると「戦闘力」みたいなものです。

 

ROEの目安はどのくらい?

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業種などによってもROEの平均値はかなり異なってきますが、それを全て分析するのはとても骨が折れる作業となるので、「10%以上で優良企業」と覚えておいてください。

 

ROE銘柄の特徴

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四季報を眺めていると、たまにROEが15%を超えている企業を発見することもあります。また、「高ROE銘柄」なんて呼ばれることもあり、最近では日本でも注目されています。ただ、ROEの数字は業績が悪くても高くすることができてしまうので、ROEが高すぎる場合には、財務諸表を使って詳しく分析してから良し悪しを判断した方が安全だと思います。

 

ROAが5%以上

ROAってなに?

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株式投資で安定的に稼ぐには、「ROA」という指標の仕組みも覚えておく必要があります。でも、簡単な仕組みを知っておく程度で良いと思います。ROAとは会社経営の力強さを判断する時に使われる指標のことで、ROEの弟分的なポジションです。

 

ROAの目安はどのくらい?

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ROEと同じように、ROAの目安も業種によって異なってきますが、「5%以上で優良企業」とだけ覚えておいてください。ザックリで構いません。

 

優先順位はそんなに高くない

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前回、前々回の2記事に分けて「初心者が株式投資で稼ぐ方法」を紹介してきましたが、その判断材料の中でもROAは特に優先順位が低いです。なので、ROAの数値が5%以下であっても、ほかの条件を満たしている場合には、中長期投資に向いている銘柄と判断しても良いと思います。

 

キャッシュフローの読み方

キャッシュフローってなに?

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僕の経験上、四季報に載っているキャッシュフローの読み方をマスターすることで、株式投資で稼ぐことができる確率はかなり変わってくると考えています。なので、本来は1記事丸々キャッシュフローについて書きたいところですが、今回は初心者向けということで、基本的な知識を解説していこうと思います。

 

キャッシュフロー(CF)とは、各会社の「現金の流れ」を把握するときに使われる情報のことで、その種類は主に4つに分けられています。また、それぞれのキャッシュフローを簡単に説明するとこんな感じです。

 

◎営業CF=営業活動で得た現金の動き

◎投資CF=企業が投資を行った現金の動き

◎財務CF=営業活動の維持に使った現金の動き

◎現金等=会社に残っている現金などの残り

 

キャッシュフローの読み方

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キャッシュフローの読み方についても分かりやすく説明していこうと思います。初心者が株式投資で稼ぐための簡単な判断方法としては、こんな感じになります。

 

◎営業CFがプラス=本業でしっかりと利益がでている

◎投資CFがマイナス=設備投資などを行っている

◎財務CFがマイナス=借金などの返済が進んだ

◎現金等がプラス=他のマイナスが補えると優秀

 

ちなみに、営業CFが他のマイナスが補えるほどのプラスだとさらに良いです。ただ、業種によって「投資CFや財務CFがマイナスであればOK!」とは一概に言えないところもありますが、基本的にはこのような判断方法で問題ありません。

 

まとめ

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初心者が四季報を味方につけて株式投資で稼ぐ方法を、3記事に分けて解説してきました。全てを合わせるとかなりのボリュームになってきますが、地道に知識を積み重ねていけば、必ず成功への扉は開かれます。僕自身もまだまだ勉強することがたくさんあります。なので、一緒に頑張っていきましょう。

 

今回は四季報の読み方に特化して記事を書きましたが、次回は「実践で使えるローソク足の見方」を初心者に向けて書いていこうと思っています。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。