今回はイギリスの伝統菓子としても有名なスコーンを、ヴィーガン風にアレンジしてみました。全粒粉の香ばしさとヒエ粉のマイルドな風味が味わえる一品です。優しい甘みが楽しめる柿ジャムのレシピも紹介しているので、是非参考にしてみてください。
材料と分量
材料と分量(2~3人分)
■柿ジャム■
◎柿 2個
◎きび砂糖 10g
◎レモン汁 大さじ1
◎水 50cc
■スコーン生地■
◎全粒粉 200g
◎ヒエ粉 100g
◎アーモンドミルク 150cc
◎なたね油 60g
◎きび砂糖 30g
◎ベーキングパウダー 大さじ1
レシピ①柿ジャムを作る
まず最初に小さく切った柿・水・きび砂糖をお鍋の中に入れてよく混ぜます。そして、沸騰するまで中火で加熱します。
沸騰したら弱火にして、汁気がなくなるまでさらに加熱します。焦げ付かないようによく混ぜながら加熱してください。
汁気がなくなったら火を止めます。そこにレモン汁を加えて軽く混ぜます。
冷蔵庫で1時間ほど冷やしたら柿ジャムの完成です。きび砂糖の量を少なめにしてあるので、柿のさっぱりとした甘みが楽しめます。トーストに塗っても美味しくいただける一品です。
レシピ②スコーン生地を作る
ボウルの中になたね油とアーモンドミルクを入れて軽く混ぜます。
その中に全粒粉・ヒエ粉・きび砂糖・ベーキングパウダーを入れて、よく混ぜ合わせます。スコーン生地にしっかり甘みをつけたい場合は、きび砂糖を20gほど足してみてください。
スコーン生地をまとめたら、好きな形に整えます。
今回は8等分に切り分けて、食べやすい大きさにしてみました。あとは高温でサクサクに焼き上げるだけです。
レシピ③高温で焼いたら完成!
切り分けたスコーン生地を、200℃のオーブントースターで20分ほど焼きます。予熱をしないとスコーン生地が生焼けになることもあるので、200℃前後で5~10分を目安に予熱するようにしましょう。
お皿に盛り付けたらヴィーガンスコーンの完成です。全粒粉の香ばしさが楽しめる仕上がりとなりました。優しい甘みとほのかな酸味が味わえる柿ジャムとも相性抜群です。紅茶のお供にもぴったりなので、是非一度作ってみてください。
柿ジャムの保存期間
今回作った柿ジャムは砂糖の量を少なめにしてあるので、しっかり密封して冷蔵庫で保存しても1~2週間程度しか持ちません。チャツネの代わりとしても使えますが、なるべく早めに使い切るようにしましょう。次回からは11月の食材と雑穀を組み合わせて、いろいろな料理を作っていこうと思います。